先日は、酷道権兵衛峠の紹介をしましたが
今日は伊那食品工業について書いておこうと思います。
伊那食品工業株式会社さんとは・・・・・
長野県伊那市に本社・工場を持つ寒天製品を中心に製造されている中小企業さんです。
寒天やゼリー・ババロア・プリンなどなど寒天が絡む製品を多種多様に製造
全国展開・販売されております。
もしかしたら、一度は伊那食品の製品をご覧になられたり食べていたりという方が
大勢いらっしゃるかと思います。
私も伊那食品さんの製品を愛用している一人です。
伊那方面は昔から寒天作りの里として有名で、そこの会社が今でも健在で素晴らしい
という話は昔から知っていました。
創業以来47年間、連続増収増員増益を続けているという事。
2002年には中堅・中小企業優秀経営者賞を受賞した事。などなど。
昔、CSを基本軸に外食産業におけるリピート願望という題材で卒論を書きました。
今読み返せば、青くて青くて赤面するぐらいの恥ずかしく拙い文章でしたが
その当時は必死に調べて必死に書き上げたもんです。(笑)
そのときに伊那食品さんを知ったんです。
当時は寒天といえばパッとしない題材だったし、間抜けな学生が京都から一人で行っても
門前払いが関の山、どうせ相手にしてくれないだろうと思い最初から題材から却下してました。
先見の明がなかったんですね。今を思えば惜しいことをしました。(笑)
社長(会長)の成功本(サクセスストーリー本)はたいがい歯が浮くほどイイ事書いてます。
でも実際はまったく違っていて社員には酷評というのが常道です。
本を出すと決まって、後で逮捕されたり、国税の査察を受けたりで笑わされる事がよくあります。
卒業後ウン十年の時を過ぎてはじめて訪れた会社です。
就職活動を思い出しました。
とは言っても家族連れの観光ですから、堅い話は抜きにしてショップでの買物です。
ババロア好きなんで、ババロア買っちゃいました。(ワーイ)
ついでに結構イイお値段でしたが会長本も買っちゃいました。(ワーイワーイ)
こんなところで本なんか買うの?と妻がちょっとひいてます。(ワーイワーイワーイ))
伊那谷だからこそできる会社作り。
基本的には経営者の方が素晴らしいのでしょうが、伊那の風土が作り上げた環境というのが
企業を形成してるんじゃないかなと私は思いました。
あくまでも外見だけで内情はわかりませんが、お粗末な会社も多い昨今。
いつまでもこのスタイルで頑張ってほしいものです。