訪問日 2016年7月30日
達目洞(だちぼくぼら)と言うそうです。まず読めないですよね。(笑)
の貴重な植物が自生する場所でありまして、地域の方々の保護活動のもと流域の管理が成されているそうです。
鵜飼い大橋から長良川を渡ってトンネルを越えてすぐの所にあり
国道156号線への接続点、高架下がその場所となります。
すぐ真横には住宅や住宅展示場が建ち並び、
今時の里山の風景を作り出してます。
湿地帯入り口にある看板
現在地から入ります。まっすぐ先に目的の逆川(小川)があります。
現在地入り口から木道が渡してあり、遊歩道が整備されています。
だいぶ歩かされるかな?って思ってたんですけど小さな湿地帯なので
すぐそこでした。写真で言うと橋桁の下になります。
現存する育成地は全国で二カ所のみなのに
なんかこう~、異質な物というか違和感を感じます。
本当に絶滅危惧種が自生する環境ですか?
橋桁を横切るように小川が流れています。
特別な雰囲気も何も無くただ単にふつ~うの小川です。
でもそこにひっそりと生えてたんですね。絶滅危惧種が!
こんな湿地帯なんか開発がなければ誰も足を踏み込みません。
真夏の盛りなのにずっと日陰。
これが当該の植物にとって好環境なのか私にはわかりません。
経緯はわかりません。あくまで私個人の感想です。
鵜飼い大橋からのバイパスを建設するにあたって湿地帯に道路を建設しなければならない。
埋め立ても含めてヘボイ湿地帯を埋めようとした。
ただ環境アセスとかうるさい時代なので途中で調べてみたら、
「アラ大変!まさかこんな所に」
すごいのが生えてるじゃん・・・・・・。
レッドデータ級だよ
こりゃ参ったな。
でも計画は変更出来ないし・・・・・。
仕方ない。
橋梁と橋桁の位置の変更で手を打つか。
そんなとこですかね。
でもこんな事は全国どこにでもある話なんですよ。
たまたま何の変哲もない小川に絶滅危惧種があったということだけで
あくまで私が勝手に思ってるだけですけど
ん~、なんかこうー、大人の事情満載の百名水選定地でした。
でも行けてよかったです。
だって
ここが認定されていなければ、知りもしなかったし、行きもしなかった。
繁栄の裏には犠牲もあるということが
実感出来る場所でありますから。
まるで
スタジオジブリの映画に出てきそうな題材ですね。
環境省ホームページ リンクです