悪天候を釣る

※備忘録も兼ねてるため駄文で長いです。どうぞスルーで。


今週は三方五湖に行ってきました。
ずっと天気予報とにらめっこして考えてたんです o(^o^)o
今日しかないと!

5月13日(金)
夕方現地着。

ヤフー天気予報の時間予想を元に作戦を練る。
春の嵐は大歓迎!
時間雨量6ミリに風速5メートル、南風がちょっと不満だけど(笑)


第一希望の場所が空いていたので迷わず入る。
先週は連休でどこもエサが入っているだろうから今回はフィーディングなど行わず
いきなりドボンと団子を入れる。

夕焼けがきれいだ。
無風で気温も高く快適で心地いい。
エサを放り込んでから、レピアで購入してきた見切り弁当を食べつつビールを飲む。
蚊柱が凄く、ユスリカが顔にめがけて飛んでくる。

21時頃から南風が吹き始める。雨が強く降り始めたので車内に逃げ込む。
寝る前にエサ交換をしようと思ったが本番は明日だと思い、一投だけでやめとく。

菱藻の繁殖が目につくようになってきた。
イメージ 1
表面上は気にならないが、水面下はビッシリ生え始めてる。
ただ、岸際の浅場の繁殖が際立っており、沖合はまだマシなようだ。
とにかくポイントというよりも、力ずくで団子を遠投しておいた。


5月14日(土)深夜
夜中は嵐さながらの状態で酷かった。
強風プラス山からの吹き下ろしが加味されてとんでもない天気だったが、
笑顔で爆睡(o´∀`o)
                             ヨダレが~


深夜2時センサーが報知。
どうせ菱藻がからんでセンサーが鳴ったんだろうと、イヤイヤ対応。
カッパを着て吹き飛ばされそうになりながらリールを見てみると・・・・・・・
あれ?釣れてる(爆)

一投目から放置なので7時間後に釣れた事になる。
(7時間で釣れるなんて出来過ぎ)

強風で湖面に落ちそうになるのを堪えながらなんとか釣り上げる。無茶苦茶重い。
イメージ 2
下手クソな私が奇跡で釣れても、釣れればデカイ!!
この湖の魅力はここにあるんです。

これはやった!と思いましたね。
雨が止んだ今日が乗っこんでくる本番だと思っていましたから・・・・・・・

だがしかし

雨は予報通り昼過ぎに止むものの、無風で湖面穏やか。
気温は上がらず肌寒い。生命感も躍動感も皆無。

んんんん~昨晩がピークだったとは・・・・・・

暴風雨の中、気合いを入れてエサ換えしとけば良かった(後悔)

やっぱり鯉釣りは悪天候を釣る釣りですねぇ~
イメージ 3

5月14日(日)
早朝に撤収。帰途につきました。


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※ちょっと思ったこと書いときます。

以前からミシシッピーは居たのですが、こんなに居たっけ?っていうぐらい浮いている。
もちろんボイリーは囓られて無くなってる。
どこの河川でも生物界の頂点に立っているブラックバスブルーギル三方五湖では
小さな用水路の流れ込みにひっそりと隠れて生きている。
汽水域のため海の生物(スズキなど)が多数流入しており、ブラックバスでも安住の地ではないのだろう。
でも亀はどうだろう?
在来亀はともかく、ミシシッピーまで加わって亀だらけになってしまった。
亀を食べる奴もいないだろうし、長生きもするからどんどん増える。
おまけにカニも多く水底にいるので、どうにもならない。
湖底にひしめき合うカニの大群と亀の攻勢。
巨鯉でも追い払うことなぞ出来ないのではないだろうか。

今は巨鯉のメッカとしても、何十年という長い目で見れば鯉の成長にも影響してくるのではないだろうか。

強風で湖が荒れると、亀とカニの行動が制限される。
そのときしか鯉が釣れるチャンスがないのかもしれないと痛感した。

ただ個性がまったく違う湖が5個あるので、上記のことが当てはまるのは一部であると思います。
皆さんご持論もあると思いますので対策と対応をご指南していただけますか。誰か教えてください。


ショッピングセンターレピアが好きで釣りの合間に買い物に行く。
閉店時間が19時30分なので18時30分ぐらいから値引き合戦を始める。
お風呂込みで、夕飯を買いに行くのに最適なんです。

数年前から店内のテナントさんの撤退が目につき始めていたものの、元気で活発に営業されて
いたので心強かった。
若狭町唯一のレンタルビデオ屋さん(ツタヤ)があり、夕方借りて車内で映画鑑賞。
翌日帰る時に返却がいつもの恒例行事だったのですが・・・・。
今日店内に行ってみたら、レンタル部門だけ見事に撤退。
惣菜屋さんや喫茶店も複数店閉店されていました。
どう目をつぶっても閉店スペースのほうが気になってしまう。
地方の衰退と少子高齢化の波が如実に襲いかかっているのだなと思うと寂しい気持ちでいっぱいだった。

レピアに向かう途中、レピアの店内、
学生さんとすれ違った。子供さんが丁寧に礼儀正しく「こんにちは」と挨拶される。
自転車に乗っていたから地元の人と思われたのだと思うのですが、
まさか挨拶されると思わなかったので、一瞬躊躇して大きな声で返答出来なかった。
知らない子供に通りすがりに挨拶されることなど何年ぶりの出来事であろう。
思い出したくても思い出せないほどのことである。
若狭町の教育はしっかりされてるなぁと関心しつつ
ちゃんと挨拶出来なかった自分に情けなく、躊躇してしまった自分に捻くれた人間になってしまったなぁと
反省しきりの暗い気持ちになってしまった。情けない。

昔は当たり前だった事が今はあたりまではなくなってしまっている。
それを「順応」だと自分に言い聞かせて、澄まして(すかして)街を歩いている。
都会の空気と一緒で汚れてるなぁ俺。淀んでるのは心だけか?と自戒してみる。