今年から本格的にボイリー作りに挑戦して試行錯誤の毎日。
市販の既製品からそれなりにヒントを頂いて、試行錯誤しながらも徐々に形になってきました。
成分を凝縮して魅力ある商品作りを模索していくと、必ず壁に当たるのがボイリーの消費期限。
ボイリーの劣化を考えるとどうしても冷凍保存という選択肢しか残らないのが現状でした。
フードシーラー (脱酸素密閉機)です
またまた、近所の農家のかたがクズ芋を持ってきてくださいました。
使用できる部分だけを切って蒸します。
使用できる部分だけを切って蒸します。
すり鉢で潰してから、網で漉して、ほかほかな風合いの芋ペーストを作ります
今回は紅いもも使ってみました
紫色はやはり綺麗ですね。昔から紫は高貴な色とされています。
今回は紅いもも使ってみました
紫色はやはり綺麗ですね。昔から紫は高貴な色とされています。
ボイリーの作製はいつも通り
真空完了です。これで防腐剤抜きで長期常温保存が可能となりました
ここで、捕らぬ狸の皮算用
真空化する際に、各種リキッド・エッセンス等を事前に振りかけておきます
圧縮される時にかかる圧力で、リキッドがボイリー内部まで浸透していきます。
圧縮される時にかかる圧力で、リキッドがボイリー内部まで浸透していきます。
浸透圧の作用を利用すれば、ボイリーの表面的な臭い付けだけに留まらず、
「溶けても香る」ボイリーが作れると算段してみました。
「溶けても香る」ボイリーが作れると算段してみました。
屁理屈が通用するようでしたら、各種スプレーを購入して、自作で安価な
「メードイン 鯉の予感」
が可能になります。
原料は農家の方から頂いた、価値のない腐ったクズ芋。
セモリナ粉で固形化します。
セモリナ粉で固形化します。
粉自体の原料価格はたかが知れてますので、ボイリー一個当たりの単価はほとんど¥0。
これなら何㎏フィーディングしたって¥100にもなりません(笑)
これなら何㎏フィーディングしたって¥100にもなりません(笑)
市販品よりも魅力が100分の1の自作ボイリーでも十分費用対効果は得られているわけです。
春のいも不足もこれで解消です
あとは実績を重ねて、どうやってヒサさんに売りつけるかだけです(爆)