先日訪れた三方五湖。
あちこちで崩落が発生しておりビックリいたしました。
今秋襲来した大型台風が残した痛々しい痕跡でありました。
特に北側、風の抜け通りがいい場所で災害が集中的に発生しており
その猛威に驚かされました。
水月湖
第二(瀬戸側) 壁が崩れています
このまま放置すると幹線道路まで連鎖で崩れ落ちる可能性があるので、ここはすぐに修繕すると思う。
第二と第三の間。階段横。
桜の木がスライドして崩落しています。木陰が出来て良い日よけスポットだったのに。
水月湖 瀬戸対岸
堤防も崩壊。あれほどの堤防を破壊する湖の波の威力って(想像出来ない)
この道は梅農家さんが使用する道路でありまして、
農園に行くにはこの道しか無いんです。
ここが封鎖されると言うことは即死活問題になります。
ちょうど梅農家さんが杉の木を切り倒していて災害復旧に尽力されていました。
菅湖
湖周をサイクリングロードが走っています。
若狭ツーデーマーチのコースにもなってます。
特にここは狭隘な場所で車も通らないのですが、
進入は絶対なさらないように。もう道路がありません。
アスファルトが流出
ご存じの方がいらっしゃると思いますが、ここには以前から倒木がありました。
私が通い始めてから15年以上経ちますが、朽ち果てて倒れているのに春になると
新芽が息吹いてきます。生きてるんですよね。
なぜここだけ倒れているんだろう?って常々思っていたのですが、同じ場所での崩落。
理由がわかりました。
杉の木が特定の場所だけ総倒れになってます。竜巻でも発生したのでしょうか。
土壌は岩盤で間引きも一切せず、ほったらかしの防風林ですから
根も深く張っておらず、自らの重さに自壊してしまった印象です。
年輪を数えてみましたが、36輪ありました。
36年以上、強風や北陸の厳しい気候に耐えてきたのに、
ひとつの台風で総倒れとは
いかに威力が凄かったのかを物語っていました。
早く復旧してくれればと切に願うばかりです。