便座で世界のサプライチェーンを実感する

便座が壊れた。

便座ヒンジを固定する部分のプラステッィク部品が折れた。

普通に便座を開け閉めしただけなのに、バキッと折れてしまった。

 

便座を交換すればいいじゃんと軽く考えながら、提携業者に修理依頼。

電話で話を聞いてみると、どうやら最近のウォシュレットは一体化していて

便座のみの交換は出来ないと言われてしまった。

「それなら新品と交換します」と話をしたのだが、コロナ渦で日本中で在庫が無い

と言われてしまった。

 

そういえば、会社で読んだ先日の産経新聞にも給湯器の品薄が深刻という

記事を読んだ。

 

「マジかよ」

「どうしよう」

 

うんこ出来ないわけじゃないが、うんこしにくい。

死活問題である。

駄目元で管理組合に窮状を訴えてみたら、上階の使用頻度が少ないウォシュレット

を移動してあげるという事。

業者さんまで手配していただいて、新古品を譲っていただいた。

ありがとうございました(ぺこり)

 

まさかトイレが世界のサプライチェーンのるつぼにあるとは思いもよりませんでした。

私はJAPANONLYですが、ウォシュレットのほうが世界を股にかけています。

 

私はその便器に跨がって世界を股にかけていますという笑えないお話。