訪問日 2014年1月12日
(うだぐんそにむら)
曽爾高原へ行ってまいりました。
ず~っと山の中を車で走り続けるのですが
なぜかここだけ木が生えていないんです。
もちろん人工的に伐採したわけでもなく、
突然視界が広がるのでびっくりします。
なんという開放感!!
稜線に沿ってスパッと木々が切れていますので、
たぶん大昔に深層崩壊があったんでしょうね。
中腹がすりばち状になっていまして泥濘が堆積して
お亀池という湿地帯になっています。
湿原植物ですが
ここ曽爾高原はなんと言っても「ススキ」が有名です。
秋ともなるとこの斜面一帯全部がススキで覆われて、
ススキの穂が風で揺らめくごとに
風情が感じられて、情緒ある風景に感動させられます。
満月の月明かりの元
中秋の名月の時はお月様の鑑賞をしたいと思ってます(^^)
ただ秋のハイシーズンは人・人・人でございまして、
あえて誰も居ない真冬を選んで訪問させていただきました。
真冬の夜明け前ですから、もちろん誰もいません。
広大な高原に私一人でございます。
ただ聞こえるのは風の音と霜柱を踏みしめる音だけ
千葉ではよく霜柱を見かけたのですが、
関西や北陸では見れることがないんです。
こんなに大量の霜柱を踏みしめたなんて関西に来て初めて
(なんじゃそりゃ)
このサクサク感!たまんないっすよね。
どんだけ~っていうぐらい踏み倒してきてやりました
(意味不明)
さて、話は完全に逸れましたが、逸れついでに
曽爾村といえば、何と言ってもこの山の景色だと思います
忽然と現れる、天を突き刺すような山容には驚かされます。
まず印象的ですよね
名は「鎧岳」と言います。
イメージとしては、映画「未知との遭遇」でUFOが集結した
デビルズ・タワーみたいな感じです。
写真はイマイチで迫力にかけますが、
印象に残るお山でございます。
また
山頂の湧水群の下に「お亀の湯」という温泉施設があります。
ここのお湯はとってもぬめぬめでして、非常に人気があります。
ここだけでも行く価値あり。
秋にはお亀池でお月見と温泉、風情があって
とっても素晴らしい所ですよ
環境省ホームページリンクです