訪問日 2013年6月2日
但馬高原植物園内 瀞川平
但馬高原に植物園があります。瀞川平にあるこの植物園は
「平地植物の上限、高地植物の下限、南方植物の北限、
北方植物の南限という環境下で
湿度も高く、植物にとっては最適な環境下にある所なのだそうです。
オーバラントガルテン(植物園入り口)
おしゃれなレストランも併設されています(ヒュッテブルンネン)
園内は広大で多くの植物が生い茂り、四季折々の草木が咲き乱れております
園内は綺麗に整備されています。森の小径を思わせる散策路。
雰囲気があって、まるでおとぎ話の世界に入ってきたかのようです。
目的の「かつらの千年水」は園内奥にあります。
散策はいよいよクライマックスへ
それは突然現れました。
かつらの木の大きさと鬱蒼と生い茂る木々の勢いに圧倒されます。
推定樹齢1000年以上!。「和池(わち)の大かつら」です。
主幹は太さ3メートル以上。
樹齢千年以上前の木の幹の下を大量の水が流れ落ちていきます。
この光景は千年以上前から変わらないという事ですよね。
驚きもしましたし、
なんて人間なんてちっぽけな存在なんだろうって思い知らされます。
ここまで活字として書いてみましたが、イマイチ大きさが伝わらないと思います。
そこでこの一枚。
幹の横に女性が一人、写っているのがおわかりいただけますか?
対比すると女性が豆粒のようにしか見えません。
こんこんとわき出る清水は清らかで鮮烈。それでいてのどごしさわやか。
クセのないまろやかさです。
いかにも森が育んだ水という言葉が相応しい美味しい水でした。