どちらも訪れた事があります。
私の「栄枯盛衰」の原点とも言うべき場所です
徳山ダムが完成したという話を聞いてから、日がだいぶ経ちますが
今回、訪れることができましたので記事にしてみたいと思います。
そもそも徳山村と私の出会いは平成9年(1997年)からの話になります
<その時すでに廃村しております>
今と趣味や趣向も変わっておらず、バイクで温泉や酷道・旧跡の旅に出るのが
楽しみでした。
鯖江市から池田町冠荘の温泉を楽しみながら、国道417号線を南下。
冠峠を越えて極小悪路を藤橋方面へ
1997年の時点で徳山村は廃村してから10年以上経ち、
地図上からも消滅していました。
私は転勤まもなくでそんな事まったく知りませんでした。
あくまでも目的地は藤橋村・・・・・・
峠を越えて、急に視界が晴れてなだらかな土地に出てきたなと思ったら
な・な・なんと。。。。。。。
一面の過疎・廃村地帯に遭遇します
人間は誰もいません
残るは住居跡と石垣のみ。
一車線の狭い道には両脇からススキの穂がたれ込み、道を塞がんとする勢い。
「なんじゃこりゃ~」 ってヘルメットの中で叫んでしまいました
廃墟と化した集落の先から土煙と金属音。
愛車にまたがり行ってみると、徳山ダム建設の為のものでした。
とにかく、ひっきりなしにダンプカーが通ります。
対岸頭上高くには、線が引かれておりここまで湖水がくることをしめしています。
微かな記憶なのですが、上開田地区だとおもうのですが・・・・・・
一軒だけ旗を多数掲げて「ダム建設反対」運動をしている家がありまして
それがもの凄い衝撃だったというか・印象に残ってます。
徳山村は昭和の面影を色濃く残しておりました。
今でも私の心の中で徳山村は生き続けております。
すべては湖底に眠っております