滋賀県高島市 針江の生水 (平成の名水百選の旅) 22/100

 
訪問日 2017年11月22日
 
高島市新旭町針江の針江の生水
(はりえのしょうず)を訪れました。
 
 
いつも目の前のバイパスを通過します。
いつか行けるだろうと思い後回しに。
 
結局
身近な名水なのに訪れるのは22番目になってしまいました。
 
針江の生水は
綺麗な湧水が湧いているのはもちろんの事なのですが
湧水が特別のものという訳では無く、湧水を使って地元の人達の
生活に密着したものになっており、生活に無くてはならないものになっているからです。
 
もちろん何処の地域でも生活に密着してるもの
針江の良いところは、
循環型の今で言う「エコ」を先取りしたものなのです。
自然と一体化した構造には感心させられます。
 
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安曇川からの伏流水が湧き出て、針江川が流れ出しています。
 
豊富な湧水は各家庭の井戸水でもあり、洗濯場でもあり、台所にもなっています。
三層に分けた水槽には上から順に上水として使われ、最後の枡では洗い場となります。
その最後の枡には鯉が放たれており、残飯を鯉が食べ浄化します。
そしてその水は琵琶湖へと流れていきます。
 
この水槽のシステムは川端(かばた)と呼ばれ
この地域の特性を生かして、生水の郷委員会が立ち上げられ
会が主催しているエコツーリズムが開催されております。
 
このエコツーリズムに参加したいのですが
どうしても時間が合わないのです。
 
私有地(ご家庭)の中をお伺いしなければいけません。
他人が勝手に覗く訳けにもいかず・・・・・
 
残念でしたが、今回も現地に15時着で参加断念でございました。
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なので、肝心のかばた見れず。
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どうかこれでご容赦を・・・・・・(すんません)
また参加出来るようでしたら、更新いたします。
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川の透明度は抜群!
安曇川付近によく行くのですが、それよりもっと透明なのではないでしょうか。
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普通に街中の側溝でも、アクアリウムみたいな光景です。
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子供の頃から安曇川町には行く機会があったのですが、新旭町はよく知りません。今津に行くにしてもスルーですから。
 
でもこの湧水を知ったのが
 
2004年1月にNHKで放映された「里山 命めぐる水辺」を
見たときです。
 
こんな素晴らしい所が近くにあったんだって驚きました。
評判が良かったのか、再放送も何度かされてると思います。
もう一度やって欲しい(ブルーレイに保存したい)
あの漁師のおじいちゃん元気でいらっしゃるのでしょうか
 
 
最後にちょっと違う視点で
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川端の最後の水槽には鯉が放たれています。
今で言う底の掃除役のコリドラス(笑)の働きを担ってます。
 
写真ではごく普通のサイズにしか見えないのですが、
どれも超巨ゴイサイズ!!
 
全部メータークラスのデカイのばかりです。
中央の奴はもしかしたらメーター20いってるかもしれません(爆)
 
検寸台持っていけば良かった(怒られるぞ)
 
かばたを見れない残念さよりも、メーター鯉の乱舞を見れた
嬉しさのほうが遙かに上回った不届き者でした。
 
 
よかった・よかった
 
 
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