9/21(祝)
連休中は旅行に行ってました。
この日は富山を通過します。
魚影の濃い富山湾の近くに泊まっておきながら、釣りもせずにスルーというのは
もったいない。
キス釣りの計画を立てます。
黒部方面か氷見方面。
すると嫁さんが雨晴海岸に行ってみたいと言い出した。
それなら話が早いと、雨晴海岸(あまはらし)で釣りをする事にしました。
ただ、雨晴海岸は岩でゴロゴロなのでキスの引き釣りは出来ません。
綺麗な砂浜がある近所の島尾・松田江浜へ行く事に決めました。
日の出前に着。
投げ釣りの人もまばらで夫婦で快適に竿を投げれます。
少々失敗しても全然平気。
キスは釣れても持って帰れないので、基本リリース。
デカいのが釣れれば持って帰ろうと皮算用(苦笑)
私の置き竿にはまったく反応がなく、いつも通り釣れません。
引き釣りの嫁さんには適度に釣れてきますが、どれもリリースサイズ。
ゲームフィッシングとして、キス釣りを楽しませていただきました。
次の行程がありますので、キス釣りをやめて雨晴海岸へと向かいます。
ここには立派な道の駅があります。
本来なら立山連峰が見えているはずなのですが、あいにく今日は雲で見えません。
立山連峰が見えないとただの海岸なのですよね(がっかり)
踏切を渡って義経岩へ
ここから見る風景がとても素晴らしいのです。
本来はこんな感じ。
(引用させていただきました。ありがとうございます)
やはり雨晴海岸は冬場か早春がベスト。
新入社員として初赴任地が石川県金沢市でした。
富山湾で雷が鳴り「ぶりおこし」が発生すると氷見の定置網に大量の天然ぶりが
かかります。大漁です。
仲買いから情報が入りますのでバイヤーと一緒に倶利伽羅峠を越えて冬の氷見港に
買い付け行ったことがあります。
早朝買い付け業務が終了したら、帰る途中に雨晴に寄ってここで朝食のパンを食べた
思い出が昨日のように蘇ります。
コンビニの菓子パンに缶コーヒー。
京都からやってきて初めての富山県で初めての富山連峰と絶景。
粗末な朝食でしたが、最高に贅沢な時間でした。
あれから何十年。
今同じ場所に立つと、あの頃の自分は将来の自分を想像出来ていたのか?と思う。
「おかげさまでなんとかうまくやってるよ」
義経岩の岩場に立ちながら、見えない立山に話しかけてしまった。
人生まだまだ五里霧中。
10年後またここに来る予定です。
晴れ渡る立山連峰をまた見てみたい。
そしてまたここで、過去の自分に向き合ってみたい。
楽しみは最後にとっておく。
人生うまくいってる事を報告出来るといいですけどね(苦笑)
こればかりはわかりません。