流れさえ出れば

今年は西日本で極度な小雨を記録しています。

これから梅雨本番ですから、一発逆転の望みはありますが・・・・・・・

毎年・毎年、確実にコンディションが変化しつつあるように思います。


ホームの川も全体的に水量が乏しく、なんとか現状維持を保っているような状態としか見えません。

先々日から久しぶりに小雨が降り続きましたので、水が動くだろうと思い
朝から夕方まで釣りしてきました。

平日とはいえ、ここは京都市内でも有名ポイント!
必ず誰か居ていつも満員なのですが、今日は誰も居ません。 そして誰も来ません。

「今日は平日だからなぁ~」なんて思いながら釣り開始。

開始早々
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こりゃ、幸先良いぞうと気合いがはいりましたが・・・・・・・後が続かず・・・・・・・


結局これ一尾でした。


夕方、地元のおじさん達が話にやってこられました。
気温一桁代の真冬でも竿を出し続ける猛者達です。

「今日は竿を出されないのですか?」と聞いてみたところ

「よくわからんが、5月からまったく鯉がつれなくなった」そうなのです。

全員が釣れないので、「地元組は誰も来なくなったよ」

一尾釣った事を伝えてみたところ、「流石は違うねぇ~」と珍しくもお褒めのお言葉(爆)


実はその人とは以前、喧嘩した人なんです。
初めてその川に行った時に、すでにその人達の縄張りが存在していて、結界が張られていました。

もちろん私はそんな事知りません。土足で結界を踏みつぶしてしまいました。
「そこは俺の場所だ」「どいてくれ」と面と向かって言われたぐらいです。

初日は譲りましたが、足蹴もなく通い続け、毎週のように結界封じに。

だんだん、川の様相がわかってくると、釣果も伴ってきます。
前回の真冬の爆釣で、私に対する認識度が上がっていたようです。

今回も邪魔者扱いされるかなと思っていたら・・・・・・

「また遊びに来て」

お別れの挨拶がそれでした。

徐々に地元組(お年寄り)との話が増えてきてます。


ヨソ者が地元に溶け込むには相当な努力と忍耐力がいります。
足かけ2年の成果でした。

これが一番の「大物賞」かな と。